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ナゴルノ・カラバフとは?

なごるのからばふ

ナゴルノ・カラバフとは、南コーカサスに位置するアゼルバイジャン領内の地域で、アルメニア系住民が長く居住してきた紛争の焦点となった地域です。

ナゴルノ・カラバフは、アゼルバイジャン南西部に位置する山岳地帯で、「ナゴルノ」はロシア語で「高地の」を意味します。アルメニア語では「アルツァフ」とも呼ばれます。

ソビエト連邦時代、この地域はアゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国内の自治州として設置されましたが、住民の多数派はアルメニア系でした。ソ連崩壊前後の1988〜1994年に第一次ナゴルノ・カラバフ戦争が勃発し、アルメニア系勢力が実効支配を確立しました。

その後も国際法上はアゼルバイジャン領とされながら、アルメニアの後ろ盾を持つ「アルツァフ共和国」が事実上機能するという複雑な状態が続きました。2020年には第二次戦争が起こり、アゼルバイジャンが領土の大部分を奪還。2023年9月にはアゼルバイジャンが軍事作戦を行い、アルメニア系住民の大半がアルメニア本国へ避難する事態となりました。

この地域は民族・宗教・歴史が複雑に絡み合う旧ソ連の「凍結紛争」の典型例として、国際関係や安全保障研究の文脈でしばしば取り上げられます。

基本データ

人口 約14万人
面積 4,403 km²

出典:Wikidata

使い方・例文

国際政治や旧ソ連地域の紛争を解説する報道・教科書で登場する地名で、「ナゴルノ・カラバフ問題」として民族自決と領土保全の対立を示す事例として引用されます。

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