ド・ゴールとは?
どごーる
ド・ゴールとは、第二次世界大戦中に自由フランスを率い、戦後はフランス第五共和制を創設した軍人・政治家です。
シャルル・ド・ゴール(1890〜1970年)は、20世紀フランスを代表する軍人・政治家です。第一次世界大戦で負傷・捕虜を経験した後、戦間期に機甲部隊の重要性を説く軍事思想家として知られるようになりました。
1940年、ドイツのフランス侵攻によりパリが陥落すると、ド・ゴールはロンドンに渡り、BBCラジオを通じて「自由フランス」運動の継続を呼びかけます。この放送はフランス国民の抵抗精神を鼓舞し、彼をレジスタンスの象徴的指導者に押し上げました。1944年のパリ解放後、臨時政府の首班となります。
戦後は政界を一時離れましたが、1958年のアルジェリア危機を機に復帰し、大統領権限を強化した第五共和制憲法を制定。初代大統領として強力なリーダーシップで内政・外交を主導しました。外交では独自路線(ゴーリズム)を貫き、NATOの統合軍事機構から離脱、西ドイツとの和解を推進しつつソ連とも対話を続けました。
国内では学生運動や労働争議が激化した1968年の「五月危機」を乗り越えようとしましたが、翌年の国民投票に敗れて辞任。その思想と行動は「ゴーリズム」として現代フランス政治にも影響を与え続けています。
使い方・例文
「ド・ゴール空港」はパリの国際空港の名称として世界的に知られており、フランスの独立自尊の象徴として政治論議でもしばしば引用されます。
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