ドヴォルザークとは?
どぼるざーく
アントニン・ドヴォルザークは、チェコの民族的旋律と西洋古典の形式を融合させた、19世紀を代表するチェコの作曲家です。
アントニン・レオポルト・ドヴォルザーク(1841〜1904年)は、ボヘミア(現チェコ)のネラホゼヴェスに生まれた作曲家です。肉屋兼宿屋の息子として生まれながら音楽の才能を開花させ、プラハのオルガン学校で学んだ後、劇場楽団のヴィオラ奏者として生計を立てながら作曲を続けました。
ブラームスの推薦でウィーンの出版社と契約を結んだことで国際的な名声を得たドヴォルザークは、チェコの民族音楽の旋律・リズムを古典的な形式と融合させた独自のスタイルを確立しました。ボヘミアの民謡や舞曲の要素を巧みに取り入れながら、交響曲・協奏曲・室内楽・オペラなど多様なジャンルで傑作を残しました。
主な代表作は以下の通りです。
- 交響曲第9番「新世界より」——アメリカ滞在中に作曲した最も有名な作品
- チェロ協奏曲ロ短調——チェロ協奏曲の最高傑作の一つとされる
- 弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」——親しみやすい旋律で広く親しまれる
- 「スラブ舞曲集」——ブラームスの「ハンガリー舞曲集」に触発された民族色豊かな小品集
1892年から1895年にかけてニューヨーク・ナショナル音楽院の院長を務め、アメリカ音楽の発展にも影響を与えました。帰国後はプラハ音楽院の院長として後進を育て、チェコ音楽の国際的地位を高めた国民的作曲家として現在も広く愛されています。
使い方・例文
運動会や卒業式で流れる「家路」の旋律は、ドヴォルザークの交響曲「新世界より」の第2楽章から来ており、知らずとも多くの人が彼の音楽に親しんでいます。
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