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アントニン・ドヴォルザークとは?

あんとにん・どう゛ぉるざーく

アントニン・ドヴォルザーク(1841〜1904)は、チェコが生んだロマン派を代表する作曲家で、交響曲第9番「新世界より」で世界的に知られます。

アントニン・ドヴォルザーク(Antonín Dvořák、1841〜1904)は、ボヘミア(現チェコ)生まれのロマン派作曲家です。農村の肉屋の家に育ち、独学と音楽学校での修行を経て頭角を現しました。ブラームスの推薦を得てドイツの出版社から作品を世に出し、一躍ヨーロッパで名声を確立しました。

ドヴォルザークの音楽の最大の特徴は、ボヘミア民謡のリズムや旋律を高度な西欧古典の形式と融合させた点にあります。スラヴ舞曲集や弦楽四重奏曲「アメリカ」などに、その民族色が鮮明に表れています。

1892年から約3年間、アメリカのナショナル音楽院院長として渡米し、その滞在中に交響曲第9番ホ短調「新世界より」を完成させました。この作品はアメリカの民謡や黒人霊歌のエッセンスを取り込みながらも、ドヴォルザーク独自の語法で書かれており、現在も世界中で最も演奏される交響曲のひとつです。

主な作品は以下のとおりです。

  • 交響曲第9番「新世界より」
  • チェロ協奏曲ロ短調
  • 弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」
  • スラヴ舞曲集
  • オペラ「ルサルカ」

チェコ民族音楽の精神を国際的な舞台に広め、後の東欧・北欧の作曲家たちに民族主義音楽の道を示した存在として、音楽史上の重要な位置を占めています。

使い方・例文

クラシックコンサートのプログラムで「新世界より」や「チェロ協奏曲」が取り上げられる場面で頻繁に登場します。また音楽の授業や民族主義音楽を語る文脈でも広く引用されます。

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