ドラマトゥルギーとは?
どらまとぅるぎー
ドラマトゥルギーとは、演劇や映像作品における劇作・構成の理論と技法全般を指す概念です。
ドラマトゥルギー(Dramaturgie)とは、もともとドイツ語・ギリシャ語に由来する言葉で、演劇における劇作法・構成理論、あるいはそれを扱う実践的な学問分野を指します。英語では「dramaturgy」と表記されます。
演劇の世界では、作品の構造・テーマ・歴史的背景・上演解釈などを研究・分析し、演出家や俳優と連携しながら舞台を作り上げる専門職を「ドラマトゥルク(dramaturg)」と呼びます。ドラマトゥルギーはこのドラマトゥルクの業務全体、あるいはその理論的基盤を意味する場合もあります。18世紀ドイツの劇作家・評論家ゴットホルト・エフライム・レッシングが著した『ハンブルク演劇論』は、近代的なドラマトゥルギー論の先駆けとして知られています。
また、社会学者アーヴィング・ゴフマンは著書『行為と演技』においてドラマトゥルギーの概念を社会学に応用し、日常生活における人間の行為を「演技」として捉える「ドラマトゥルギー的分析」を提唱しました。これにより、この語は演劇の枠を超えて社会学・文化研究でも使われるようになっています。
現代では映画・テレビドラマ・ゲームのシナリオ構成などにもこの概念が援用され、物語の構造設計や感情の流れを設計する際の思考枠組みとして広く参照されています。
使い方・例文
演劇学校の授業で、ドラマトゥルギーの観点から戯曲の場面構成と登場人物の動機を分析した。
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