トータルフットボールとは?
とーたるふっとぼーる
すべての選手がポジションを流動的に交換しながら組織的に攻守を行うサッカーの革新的戦術思想です。
トータルフットボール(Total Football、オランダ語でTotaalvoetbal)とは、フィールド上のすべての選手がポジションに縛られず流動的に動き、仲間がポジションを離れた際には別の選手がそのスペースを埋めるという考え方を根本に置いたサッカーの戦術哲学です。
この概念は1960〜70年代のオランダで体系化され、アヤックス・アムステルダムと当時のオランダ代表が世界に広めました。中心人物はコーチのリヌス・ミケルスと、それを実践したヨハン・クライフです。1974年のFIFAワールドカップでオランダ代表が準優勝した際に世界中の注目を集めました。
トータルフットボールを機能させるには、すべての選手に以下の能力が求められます。
- 複数ポジションをこなせる高い技術と戦術理解
- 広いフィールドを把握するポジショニング感覚
- 絶え間ないコミュニケーションと連携
- 高い走力と体力
この思想はその後のサッカーに深い影響を与え、ペップ・グアルディオラが率いたバルセロナやマンチェスター・シティの「ポジショナルプレー」など、現代戦術の原点の一つとなっています。
使い方・例文
「トータルフットボールの思想に基づき、センターバックも攻撃に加わってビルドアップを行う」のように使います。
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