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トム・ディクソンとは?

とむでぃくそん

トム・ディクソンとは、独学でデザインを習得しブラスやコッパーを使った工業的なプロダクトで知られるイギリスのデザイナーで、ハビタのクリエイティブディレクターも務めた人物です。

トム・ディクソン(1959年生まれ)は、チュニジア生まれのイギリス育ちのデザイナーです。正式なデザイン教育を受けることなく独学でスキルを磨き、金属溶接や廃材を使ったオブジェ制作からキャリアをスタートさせました。

1990年代にインテリアブランド「ハビタ(Habitat)」のクリエイティブディレクターに就任し、大衆向けのデザイン文化の普及に貢献しました。その後、自身のブランド「トム・ディクソン」を立ち上げ、ロンドンを拠点に家具・照明・インテリアアクセサリーを展開しています。

代表作には「Sチェア」(ポリプロピレンのウィーブ素材を使った曲線的な椅子)や、ブラス(真鍮)とコッパー(銅)を多用した照明器具シリーズがあります。工業的な素材と手工芸的な質感を融合させたスタイルが特徴で、高級感とインダストリアルな無骨さを兼ね備えたデザインが国際的に評価されています。

デザインの民主化を推進する一方で、素材の持つ物質感や工芸的な価値を重視するという姿勢が、現代のインテリアデザイン業界において独自の地位を与えています。MBE(大英帝国勲章)も授与されています。

使い方・例文

インテリアショップや高級ホテルのラウンジで、真鍮製の丸いペンダントライトを見かけたとき、それがトム・ディクソンのデザインである場合があります。

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