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デヌーマンとは?

でぬーまん

ヌーマンとは、物語の結末部分において、それまでの複雑な筋や対立が解決・収束する局面のことです。

ヌーマン(dénouement)はフランス語で「ほどく」「解く」を意味する言葉で、物語構造における結末の段階、特にクライマックス最高潮)の後に、それまで積み重ねられてきた謎や対立・複雑な人間関係が解決・収束していく局面を指します。日本語では「大団円」「解決部」「結末」に相当します。

古典的な物語構造(ドラマトゥルギー)では、物語は「発端→展開→クライマックス→デヌーマン」という流れをたどります。デヌーマンはクライマックスで緊張が最高点に達した後、その緊張が緩和され、登場人物たちのその後の状況が明らかにされる部分です。

デヌーマンの機能には次のものがあります。

  • 主要な謎や伏線の回収・解決
  • 登場人物の運命の確定とその後の示唆
  • 作品のテーマや教訓の明示・余韻の提示
  • 観客・読者に感情的な着地点を与える

シェイクスピアの悲劇では、デヌーマンで主人公が死を迎え舞台が収まるのが典型例です。一方、コメディでは結婚や和解がデヌーマンとなることが多いです。ミステリー小説では探偵が謎を解き明かす場面がデヌーマンにあたります。現代のフィクションでは意図的にデヌーマンを曖昧にして余韻を残す手法も多く見られます。

使い方・例文

推理小説で探偵が犯人を指名し事件の全貌を説明する最終章は、デヌーマンの典型例です。悲劇ではクライマックス後に舞台が静まり、生き残った人物たちが後始末をする場面がこれにあたります。

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