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ディクレアエマージェンシーとは?

でぃくれあえまーじぇんしー

ディクレアマージェンシーとは、パイロットが航空機に緊急事態が発生したことを管制機関に対して正式に宣言する手続きで、優先処理や即時支援を要請するものです。

ディクレアマージェンシー(Declare Emergency)とは、飛行中に重大なトラブル発生したパイロットが管制機関に対して「緊急事態を宣言する」と告げる行為です。英語では「Declaring an emergency」と表現し、無線で「Mayday, Mayday, Mayday」(生命に関わる遭難)または「Pan-Pan, Pan-Pan, Pan-Pan」(緊急だが即時の生命危機ではない状況)という定型フレーズで始めるのが国際標準です。

この宣言を行うことで、以下のような特別な対応が自動的に発動されます。

  • 当該機に最優先の管制サービスが付与される
  • 他の航空機への経路変更・高度変更指示による空域確保
  • 目的空港での緊急車両(消防・救急)の待機・展開
  • トランスポンダーコード7700の送出による全機関への自動警報
  • 管制記録・通信の保存と事後調査への活用

パイロットはエマージェンシーを宣言することをためらいがちですが、国際民間航空条約(ICAO)の原則では「疑わしければ宣言せよ」とされており、宣言することで処罰を受けることはありません。エンジン不具合・燃料不足・急病人発生・客室の煙・油圧喪失など、様々な事態が宣言の契機となります。

エマージェンシー宣言後は管制官とパイロットが緊密に情報を共有しながら、最善の対処策を協力して模索します。この手続きは航空の安全文化における重要な柱の一つです。

使い方・例文

エンジンの一つが停止した旅客機のパイロットが「Mayday, Mayday, Mayday、エンジン不具合により緊急着陸を要請」と管制に伝えると、即座に滑走路が確保され消防車が待機します。

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