ディオファントスとは?
でぃおふぁんとす
ディオファントスは古代ギリシャの数学者で、整数解を求める「不定方程式」の研究を体系化した「代数学の父」です。
ディオファントス(Diophantus)は3世紀頃のアレクサンドリアで活躍したとされる古代ギリシャの数学者です。生没年には諸説あり詳細は不明ですが、主著『算術(Arithmetica)』によって後世に多大な影響を与えました。
『算術』は当初13巻からなるとされ、現存するのその一部です。この著作は純粋に数(特に有理数・整数)の性質と方程式の解法を扱うもので、従来のギリシャ数学が幾何学中心だったのとは一線を画しています。
ディオファントスの主な貢献は次のとおりです。
- ディオファントス方程式:整数解または有理数解のみを求める不定方程式の体系的な研究。「ディオファントス方程式」という名称は今も使われます。
- 記号代数の先駆け:未知数や演算を略号で表す記法を用い、後の代数記号の発展につながりました。
- フェルマーの最終定理との関係:17世紀のフェルマーが『算術』の余白に「証明を見つけた」と書き記したことで、フェルマーの最終定理が生まれました。
「代数学の父」とも呼ばれるディオファントスの研究は、アラビア数学を経てヨーロッパの近代数学に受け継がれ、整数論の礎となっています。
使い方・例文
整数解をもつ方程式を「ディオファントス方程式」と呼ぶほか、フェルマーの最終定理の歴史を紹介する文脈でも必ず名前が登場します。
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