チャールズ・ドートイとは?
ちゃーるずどーてぃ
チャールズ・ドートイは、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したイギリスの探検家・詩人で、アラビア半島の砂漠地帯を旅した記録で知られています。
チャールズ・モンタギュー・ドートイ(Charles Montagu Doughty、1843〜1926年)は、イギリスの探検家・詩人・作家です。地質学や言語学にも強い関心を持ち、1876年から1878年にかけてアラビア半島北部(現在のサウジアラビア)を旅しました。
当時のアラビア半島内陸部は、ヨーロッパ人にはほとんど知られていない未踏の地でした。ドートイはベドウィン(アラブの遊牧民)と共に行動しながら、ナバテア文明の遺跡ペトラや古代都市マダイン・サーレハを訪れ、地誌・地質・文化・言語に関する詳細な観察記録を残しました。
その旅の記録をまとめた大著『アラビア・デゼルタ(Arabia Deserta)』(1888年)は、アラビア旅行記の古典として高く評価されています。アラビア語や古英語の表現を交えた独特の文体は難解ではありますが、詩的な美しさと詳細な描写で後世の探検家・作家に大きな影響を与えました。T・E・ロレンス(「アラビアのロレンス」)もこの著作を深く愛読したことで知られています。
晩年は詩作にも専念し、叙事詩を発表しました。探検家と文学者の両面を持つ稀有な人物として評価されています。
使い方・例文
「チャールズ・ドートイの『アラビア・デゼルタ』は、砂漠の旅の過酷さと美しさを克明に描いた傑作として、今も中東を研究する人々の必読書とされている」のように紹介されます。
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