ダニエル・シュミットとは?
だにえるしゅみっと
ダニエル・シュミットはスイス出身の映画監督で、オペラ的な様式美と退廃的な耽美主義を融合させた独自の映像世界で知られます。
ダニエル・シュミット(Daniel Schmid、1941〜2006年)は、スイス・グラウビュンデン州出身の映画監督です。スイス・ドイツ映画の重要人物でありながら、その作風はヨーロッパ全体のアート映画の潮流の中でも独自の位置を占めています。
ベルリンやパリで学んだ後に映画監督としてキャリアをスタートさせ、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーとも親交が深く、互いの作品に出演・協力するなど影響を与え合いました。作品にはオペラ・演劇・ファンタジーの要素を取り込み、舞台美術的な映像空間と退廃的・耽美的な雰囲気が強く漂います。
代表作には『今宵かぎりは』(1972年)や『シャドウ』(1976年)などがあり、歌と官能と孤独が複雑に絡み合う世界を描き続けました。また、オペラ関係者のドキュメンタリーも手がけており、マリア・カラスを題材にした作品でも評価されています。
- スイス出身のヨーロッパ・アート映画の作家
- オペラ的様式美と耽美的世界観が持ち味
- ファスビンダーとの交流・協働で知られる
- ドキュメンタリー作品でも高い評価を受けた
使い方・例文
ヨーロッパのアート映画や耽美派監督を特集する映画祭では、ダニエル・シュミットの作品が独特の様式美を持つ一例として紹介されることがあります。
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