ダイバートとは?
だいばーと
ダイバートとは、航空機が目的地空港への着陸を断念し、別の空港へ行き先を変更することを指す航空用語です。
ダイバート(Divert)とは、飛行中の航空機が当初の目的地空港への着陸を取りやめ、代替空港へと進路を変更する行為を指します。主に航空・航空管制の分野で使われる専門用語であり、乗客にとっては「目的地変更」として案内されることもあります。
- 悪天候:目的地空港周辺の濃霧・雪・強風などで視界や安全確保が難しい場合
- 機体トラブル:エンジン異常や与圧系統の問題など、速やかな着陸が必要な場合
- 医療上の緊急事態:乗客や乗務員の急病により最寄りの空港に緊急着陸する場合
- 燃料不足:予期しない気象回避などで燃料残量に余裕がなくなった場合
- 目的地空港の閉鎖・過混雑:滑走路の閉鎖やトラフィックの集中により着陸が許可されない場合
ダイバート先の空港では、折り返し便の手配や宿泊支援などの対応が航空会社によって行われます。パイロットは常に代替空港(オルタネートエアポート)の情報を把握した上で飛行しており、フライトプランにも代替空港が記載されています。乗客の安全を最優先にした判断として、ダイバートは航空安全の重要な仕組みのひとつです。
使い方・例文
台風の影響で関西国際空港への着陸が困難になったため、便は中部国際空港にダイバートし、乗客はそこからバスで目的地へ移動した。
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