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タングステンとは?

たんぐすてん

タングステンとは、金属元素の一つで、すべての純金属の中で最も融点が高く、高温環境や硬度が求められる用途に広く使われています。

タングステン(Tungsten)は、元素記号W、原子番号74の金属元素です。元素記号Wはスウェーデン語の「重い石」を意味する「Wolfram(ウォルフラム)」に由来し、ドイツ語圏ではウォルフラムとも呼ばれます。

タングステンの最も顕著な特性は、純金属の中で最高の融点(約3422度)を持つことです。この性質を活かして、以下のような幅広い用途で活用されています。

  • 電球のフィラメント:高温でも溶けず、白熱電球の発光体として長らく使われてきました。
  • 切削工具・ドリル:炭化タングステン(超硬合金)として、金属加工用の工具に使用されます。
  • 電極・溶接材料:TIG溶接などの電極として用いられます。
  • 放射線遮蔽材:高密度(約19.3g/cm³)を利用して、X線や放射線の遮蔽材に使われます。

タングステンは主にウォルフラム鉱(タングステン酸鉄マンガン)や白タングステン鉱から採掘されます。埋蔵量は中国が世界最大で、全体の大部分を占めています。

近年では小型電子部品や半導体製造プロセスにも用いられ、現代のハイテク産業を支える重要なレアメタルの一つとして位置付けられています。

使い方・例文

「電動ドリルの刃先に炭化タングステンが使われており、硬い金属も削れる」「タングステンは融点が非常に高いため、宇宙開発や原子力分野でも注目されている」のように使われます。

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