タイムシリーズデータベースとは?
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タイムシリーズデータベースとは、時刻と対になった数値データ(時系列データ)を効率よく格納・検索・集計するために特化した専用のデータベースのことです。
タイムシリーズデータベース(Time Series Database, TSDB)は、センサーの計測値・サーバーメトリクス・株価・気象データのように「時刻×数値」の組み合わせが大量に連続して発生するデータを高効率で扱うために設計されたデータベースシステムです。
一般的なリレーショナルデータベース(RDB)も時系列データを格納できますが、以下の点でTSDBは優れています。
- 高速な書き込み:データが時刻順に追記されることを前提とした最適化により、毎秒数百万件規模の書き込みをさばける
- 効率的な圧縮:時系列データの差分・繰り返し特性を利用した独自圧縮でストレージを大幅に節約できる
- 時間軸クエリの高速化:「直近1時間の平均値」「特定期間の最大値」などの集計が専用インデックスにより高速
- データ保持ポリシー:古いデータを自動的にダウンサンプリングしたり削除したりするTTL(保持期間)機能を標準装備
代表的な製品にはInfluxDB・Prometheus・TimescaleDB・OpenTSDBなどがあります。IoTデバイスの監視、サーバーインフラのパフォーマンス監視(APM)、金融市場のティックデータ管理、工場の生産ラインモニタリングなど、データが時間順に大量発生するあらゆる領域で採用されています。
使い方・例文
Webサーバーの秒単位のCPU使用率やリクエスト数をリアルタイムで蓄積し、グラフで可視化する監視システムで、タイムシリーズデータベースが中核として使われます。
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