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ソロー成長モデルとは?

そろーせいちょうもでる

ソロ成長モデルとは、資本蓄積・労働・技術進歩によって長期的な経済成長を説明するマクロ経済理論です。

ソロ成長モデル(Solow Growth Model)は、アメリカ経済学ロバート・ソローが1950年代に提唱した、長期的な経済成長を分析するための新古典派成長理論です。ソローはこの業績により1987年にノーベル経済学賞を受賞しました。

モデルの中心にあるのは、経済成長は資本蓄積労働力の増加技術進歩(全要素生産性)の3要素によって決まるという考え方です。とくに長期的に見ると、資本の収益逓減により資本蓄積だけでは成長が続かず、持続的な成長には技術進歩が不可欠であると結論づけます。

主要な概念として「定常状態(steady state)」があります。これは投資と資本減耗が均衡し、一人当たり資本量が変化しなくなる状態を指し、経済がこの均衡に収束していく過程が分析されます。

ソローモデルが示す重要な含意は以下の通りです。

  • 貯蓄率を高めても長期成長率は技術進歩率に依存する
  • 初期の資本量が少ない途上国ほど急速に成長できる(条件付き収束)
  • 人口成長率が高いほど一人当たり資本が希薄化される

現代の成長理論(内生的成長理論)の基礎ともなっており、経済発展や国際比較の分析において今も広く参照されています。

使い方・例文

経済学の授業や政策分析において、「なぜ先進国より途上国のほうが高い成長率を示すのか」を説明する際に、ソロー成長モデルの収束仮説が引き合いに出されます。

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