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ゼニゴケとは?

ぜにごけ

ゼニゴケとは、湿った日陰の地面に広がる緑色の扁平なコケ類で、日本では庭に繁殖しやすい植物として知られています。

ゼニゴケ(銭苔)は、ゼニゴケ科ゼニゴケ属(Marchantia)に属するコケ植物です。学名はMarchantia polymorphaで、日本全国の湿った日陰地(庭・公園・山道の脇・石垣の隙間など)に広く自生しています。

ゼニゴケの特徴は、厚みのある扁平な葉状体(たいじょうたい)が地面に貼りつくように広がる姿です。表面には六角形の模様があり、金属光沢のある緑色をしています。「ゼニ(銭)」という名は、この六角形の模様が昔の硬貨(銭)の模様に似ていることに由来します。

ゼニゴケは有性生殖と無性生殖の両方を行います。有性生殖では、雄株が傘を広げたような「雄器托(ゆうきたく)」、雌株が放射状に広がる「雌器托(しきたく)」と呼ばれる特徴的な生殖器官を形成します。無性生殖では、葉状体の表面にある「杯状体(はいじょうたい)」から「無性芽(むせいが)」と呼ばれる小片を作り、水で飛び散って増えます。

庭でゼニゴケが繁殖すると景観を損ねるとして嫌われることが多く、除去には難儀することもあります。一方、コケ庭の植物として利用されることもあり、苔テラリウム素材としても流通しています。また植物の基礎研究において、単純な体制を持つモデル植物として利用されています。

使い方・例文

梅雨の時期に庭の湿った隅や石畳の隙間に繁殖していることが多く、家庭菜園や日本庭園の管理で悩みの種になることがあります。

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