セマナ・サンタとは?
せまなさんた
セマナ・サンタとは、スペイン語圏のキリスト教国で行われるイースター前の聖週間を指し、荘厳な宗教行列が各地で行われます。
セマナ・サンタ(Semana Santa)はスペイン語で「聖なる週」を意味し、キリスト教のイースター(復活祭)前の一週間を指します。ヤシの日曜日(棕櫚の主日)から始まりイースター日曜日に終わるこの期間は、イエス・キリストの受難・死・復活を記念する最も重要な典礼暦の一つです。
スペインでは特に壮大な規模で祝われ、各都市の「コフラディア(信心会)」と呼ばれる宗教団体が中心となって行列を組織します。行列の主な要素は以下のとおりです。
- パソ(paso):キリストや聖母マリアの像を乗せた豪華な山車
- コザレロ:山車を担ぐ担ぎ手。数十〜百人以上が内部に入り、炎天下・夜間に長時間行進する
- ナサレノ:とんがり帽子と長いローブをまとった参加者(ペニテンテ)
- サエタ:即興で捧げるフラメンコ様式の宗教歌
セビリャやマラガ・バリャドリードの行列は特に有名で、国際的な観光客を集めます。スペインだけでなく中南米・フィリピンなど旧植民地でも独自のスタイルで受け継がれており、地域ごとの文化と信仰が混ざり合った無形文化遺産として注目されています。
使い方・例文
セビリャのセマナ・サンタでは、夜の街を数十トンにも及ぶ巨大な山車が担ぎ手たちによってゆっくり進み、沿道の観衆が蝋燭の明かりの中で祈りを捧げます。
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