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セシル・ローズとは?

せしるろーず

セシル・ローズとは、19世紀末のイギリス出身の実業家・政治家で、南アフリカでのダイヤモンド採掘事業と帝国主義的拡張政策で知られる人物です。

セシル・ローズ(Cecil John Rhodes、1853〜1902年)は、イギリス出身の実業家・政治家です。南アフリカに渡ってダイヤモンド採掘で莫大な富を築き、政界にも進出してケープ植民地首相を務めました。アフリカ大陸のイギリス帝国的支配拡大を強力に推進した人物として歴史に名を刻んでいます。

若くして南アフリカへ渡ったローズは、キンバリー地方のダイヤモンド鉱山を手がけ、デビアス社(De Beers Consolidated Mines)を設立して世界のダイヤモンド市場を支配する巨大企業に育て上げました。さらにゴールドフィールズ社などを通じて金鉱山事業にも乗り出し、経済的影響力を拡大しました。

政治的には「カイロからケープタウンまで」イギリス領で結ぶという壮大な帝国構想を掲げ、現在のジンバブエやザンビアにあたる地域(ローデシアと命名)の獲得に尽力しました。一方でこの帝国主義的政策は現地の黒人アフリカ人の権利を著しく制限するものであり、人種差別的な法制度の形成にも深く関与しました。

死後、「ローズ奨学金(Rhodes Scholarship)」を遺言で設立したことでも知られます。その人物評価は歴史的功績と帝国主義・人種差別の加担という負の側面が混在しており、現代でも議論の的となっています。

使い方・例文

「セシル・ローズはデビアス社を創業してダイヤモンド市場を独占し、アフリカへのイギリス帝国主義的拡張を主導した」というように、アフリカ史や帝国主義の文脈で取り上げられます。

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