セザリア・エヴォラとは?
せざりあえゔぉら
セザリア・エヴォラとは、カーボベルデ出身の伝説的女性歌手で、「モルナ」と呼ばれる哀愁漂う伝統音楽を世界に広め「裸足の女神」と称えられた人物です。
セザリア・エヴォラ(1941〜2011年)は、カーボベルデ(大西洋に浮かぶ西アフリカのポルトガル語圏の島国)のミンデロ生まれの歌手で、カーボベルデの伝統的な音楽ジャンル「モルナ」を世界に広めた国民的歌手です。
モルナはポルトガルのファドに似た哀愁を帯びた音楽で、遠い故郷や失った愛への郷愁を意味する「ソダーデ(saudade)」の感情を歌い上げるのが特徴です。エヴォラは若い頃から地元の酒場やラジオで歌っていましたが、長年無名のまま過ごし、本格的に国際的な注目を集めたのは1980年代後半にフランスでレコードをリリースしてからのことでした。
国際的なブレイクは50歳を過ぎた後のことで、遅咲きの成功として語り継がれます。1992年のアルバム『ミスス・パーフメ』などが欧米で高く評価され、グラミー賞にもノミネートされました。常に裸足でステージに立つスタイルが定着し、「裸足の女神」「裸足のディーバ」という愛称で親しまれました。
2011年に心不全で逝去しましたが、カーボベルデでは国民的英雄として扱われており、その歌声はアフリカと欧州の文化が交差する独自の音楽遺産として世界中のファンに愛され続けています。
使い方・例文
世界音楽(ワールドミュージック)の文脈でよく登場します。「セザリア・エヴォラのモルナ」という言い方で、西アフリカ・カーボベルデの哀愁漂う伝統音楽と、その音楽を世界に広めた歌手を一緒に指す言葉として使われます。
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