本文へスキップ

セカンダリーファンドとは?

せかんだりーふぁんど

セカンダリーファンドとは、既存のプライベートエクイティファンドの持分を投資家から買い取って運用する投資ファンドです。

セカンダリーファンド(Secondary Fund)とは、プライベートエクイティ(PE)やベンチャーキャピタル(VC)などの既存のファンド持分を、元の投資家から流通市場で取得して運用する投資ビークルです。「セカンダリー投資」とも呼ばれます。

通常のPEファンドは10年前後の長期にわたって投資家の資金を拘束しますが、途中で資金化したい投資家が出た場合、その持分を買い取るのがセカンダリーファンドの役割です。主な特徴は以下の通りです。

  • 既存ファンドの持分をNAV(純資産価値)に対して割引価格で取得できることが多い
  • ファンド組成から数年が経過した持分を買うため、投資先企業の状況が可視化されており、ブラインドプール(投資先未定)リスクが低い
  • 分散効果が高く、複数ファンド・複数ヴィンテージへの同時エクスポージャーを得やすい
  • 通常のPEファンドより早期にキャッシュ還元が始まる傾向がある

売り手側の投資家(年金基金・保険会社・大学基金など)がポートフォリオを見直す際の出口として機能するため、セカンダリー市場は流動性の乏しいPE市場に「擬似的な流動性」を提供する重要なインフラとなっています。

近年はGP主導のセカンダリー取引(GPレッドなど)も増加しており、市場規模は世界的に拡大傾向にあります。

使い方・例文

「長期ロックアップに悩む機関投資家がPEファンド持分をセカンダリーファンドに売却し、流動性を確保した」のように使われます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語