スイムスーツ規定とは?
すいむすーつきてい
スイムスーツ規定とは、競泳の公式試合で選手が着用できる水着の素材・形状・面積などを定めた国際ルールのことです。
スイムスーツ規定は、国際水泳連盟(World Aquatics、旧FINA)が定める競技水着に関する公式規則です。素材・形状・カバー範囲・浮力特性などが細かく規定されており、選手間の公平な競技条件を確保することを目的としています。
規定が厳格化された背景には、2008年北京五輪前後に登場した「ハイテク水着」問題があります。ポリウレタン素材を使用した水着が浮力を高め、世界記録が相次いで更新されたことから、素材の公平性が議論となりました。これを受けてFINAは2010年に規定を大幅に改定し、以下の基準を設けました。
- 素材はテキスタイル(織物)のみ使用可
- 男性は臍から膝上まで、女性は肩から膝上までのカバー範囲
- ジッパーや金属製ファスナーの使用禁止
- 浮力を高める素材・構造の禁止
- World Aquatics認定製品リストへの登録義務
メーカーは製品をWorld Aquaticsに申請・審査してもらい、認定リストに掲載された水着のみが公式競技で使用できます。選手はメーカーとスポンサー契約を結ぶケースが多く、最新の認定水着がタイム短縮に直結するとして開発競争が続いています。
規定違反の水着を着用した場合は失格となるため、選手・コーチともに最新の規定を確認することが必要です。
使い方・例文
選手が試合に使用する水着は、World Aquatics認定製品リストに掲載されているかどうかを事前に確認しなければならない。規定外の水着で出場すると記録が公認されず失格となる。
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