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ジョン・メージャーとは?

じょんめーじゃー

ジョン・メージャーとは、1990年から1997年までイギリス首相を務めた保守党の政治家で、サッチャー政権を引き継ぎマーストリヒト条約の批准を主導した人物です。

ジョン・メージャー(John Major、1943年〜)は、イギリス政治家で、保守党所属。1990年にマーガレット・サッチャーの後継として首相就任し、1997年まで在任しました。

メージャーはロンドン南部ブリクストンの労働者階級の家庭に生まれ、大学進学をせずに銀行員からキャリアを積んだ経歴を持ちます。サッチャー政権下で財務大臣・外務大臣を歴任し、1990年のサッチャー辞任後に保守党党首・首相に就任しました。

首相就任直後の1991年には湾岸戦争に参加し、国際社会での協調路線を示しました。1992年の総選挙では世論調査の予測に反して保守党が勝利し、首相を続投。しかし同年、ポンドがヨーロッパ為替メカニズム(ERM)から離脱する「暗黒の水曜日」が発生し、政権の信頼は大きく傷つきました。

メージャーの重要な外交的業績として、欧州統合を深化させたマーストリヒト条約(1992年)の批准があります。条約をめぐっては党内の欧州懐疑派との深刻な対立を招き、彼を「雑種たち(bastards)」と漏らした発言が物議を醸しました。また北アイルランド和平プロセス(グッドフライデー合意の前段階)にも取り組みました。1997年にトニー・ブレア率いる労働党に大敗して退陣しました。

使い方・例文

イギリスの政治史でマーストリヒト条約批准や1990年代の保守党政権について語る際に登場します。また「黒水曜日」はイギリスの経済政策の失敗例として経済学の文脈でもしばしば取り上げられます。

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