ジョン・メジャーとは?
じょんめじゃー
ジョン・メジャーは、マーガレット・サッチャーの後を継いでイギリス首相を務めた保守党の政治家です。
ジョン・メジャー(John Major、1943年〜)は、イギリスの政治家で保守党に所属し、1990年から1997年まで首相を務めました。ロンドン南部ブリクストン生まれで、大学には進まず地方銀行や標準チャータード銀行でのキャリアを経て政界入りしました。
1979年の総選挙で下院議員に初当選し、サッチャー政権下で財務相・外相などの要職を歴任しました。1990年11月、サッチャーが党内の信任投票で苦境に立たされ辞任を表明すると、後継として保守党党首・首相の座に就きました。
首相在任中の主な業績と課題には以下のものがあります。
- 1991年の湾岸戦争でアメリカ主導の多国籍軍を支持・参加
- 1992年のマーストリヒト条約署名によりEU統合への参加を決定
- 北アイルランド和平プロセスの推進(ダウニング街宣言)
- 1992年の総選挙での勝利(投票数では保守党史上最多)
- 「ブラック・ウェドネスデー」と呼ばれるポンド危機(1992年)で政権への信頼が大きく低下
1997年の総選挙でトニー・ブレア率いる労働党に大敗し退任しました。退任後は実業界や著述活動を続けています。サッチャーの影に隠れがちですが、EU統合と北アイルランド和平において重要な役割を果たした首相として評価されています。
使い方・例文
イギリスのEU加盟・離脱の歴史を語る際に、マーストリヒト条約を署名したジョン・メジャーの名前は欠かせません。北アイルランド問題の授業でも取り上げられます。
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