ジョン・カサヴェテスとは?
じょんかさう゛ぇてす
ジョン・カサヴェテスは、アメリカのインディペンデント映画の父と呼ばれる映画監督・俳優で、即興演技を活かした実験的な手法で映画界に革命をもたらしました。
ジョン・カサヴェテス(John Cassavetes)は、1929年ニューヨーク生まれのアメリカの映画監督・俳優です。1989年に59歳で亡くなるまで、主流のハリウッド映画とは異なる独自の方法論で映画を作り続けました。
カサヴェテスは、俳優として得た報酬を自身の映画制作に注ぎ込み、低予算・即興・個人的なテーマという手法でアメリカン・インディーズ映画の先駆けとなりました。俳優の即興演技を最大限に引き出す演出スタイルと、人間の内面や関係性をリアルに描く姿勢が最大の特徴です。
主な代表作は以下の通りです。
- 「アメリカの影」(1959年)
- 「フェイシズ」(1968年)
- 「こわれゆく女」(1974年)
- 「グロリア」(1980年)
「こわれゆく女」はカンヌ映画祭でも高く評価され、妻のジーナ・ローランズが圧倒的な演技を披露した代表作です。カサヴェテスはまた、「ローズマリーの赤ちゃん」(1968年)などの商業映画に俳優として出演し、その収益を自作の製作費に充てることでも知られています。現代のインディペンデント映画作家たちに多大な影響を与えた巨人です。
使い方・例文
「カサヴェテスの映画は台本よりも俳優の感情の動きを優先し、観客が日常生活の延長線上にある人間ドラマを目撃しているかのような臨場感を生む」と評されます。
この用語をシェア
最終更新: