ジョゼフ・プリーストリーとは?
じょぜふぷりーすとりー
ジョゼフ・プリーストリーは、18世紀イギリスの化学者・神学者で、酸素の発見者として知られ、気体化学の発展に多大な貢献をした人物です。
ジョゼフ・プリーストリー(Joseph Priestley、1733〜1804年)は、イギリス・ヨークシャー出身の化学者・神学者・哲学者。幅広い知的探求を持ち、自然科学と宗教思想の両面で大きな足跡を残しました。
科学上の最大の業績は、1774年に酸素(脱フロギストン空気)を発見したことです。酸化水銀を加熱する実験によってこの気体を単離し、ロウソクがより明るく燃え、マウスがより長く生き続けることを確認しました。当時は「フロギストン説」が主流でしたが、プリーストリーの発見はその後のラボアジェによる近代化学の確立につながる重要な端緒となりました。
プリーストリーの主な業績は以下の通りです。
- 酸素・アンモニア・塩化水素など複数の気体の発見または単離
- 炭酸水(ソーダ水)の製造方法の考案
- 電気に関する研究書の著述
- ユニテリアン神学者としての活動
政治的にはフランス革命を支持したため、イギリス国内で迫害を受け、晩年はアメリカに亡命しました。科学者としての業績とともに、自由な思想家としても後世に大きな影響を与えた人物です。気体化学という分野の礎を築いた先駆者として、化学史において欠かすことのできない存在です。
使い方・例文
高校の化学で「酸素を発見した人物」として、ジョゼフ・プリーストリーの名前が登場し、ラボアジェとの関係が説明されることが多い。
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