ジャン=ベデル・ボカサとは?
じゃんべでるぼかさ
ジャン=ベデル・ボカサとは、中央アフリカ共和国の独裁者で、自ら「皇帝」を名乗り恐怖政治で知られる20世紀の政治指導者です。
ジャン=ベデル・ボカサ(Jean-Bédel Bokassa、1921〜1996年)は、中央アフリカ共和国の軍人・政治家です。フランス植民地時代のウバンギ=シャリ(現中央アフリカ共和国)で生まれ、フランス軍に入隊して将校として経歴を積みました。
1966年にクーデターで政権を掌握し、大統領に就任しました。その後、権力への執着を強め、1977年には国名を「中央アフリカ帝国」に改め、ナポレオン1世の戴冠式を模した豪華な式典を催して自らを皇帝ボカサ1世と宣言しました。この戴冠式には国家予算の大部分が費やされたとされます。
その統治の特徴として以下が挙げられます。
- 政治的反対派への拷問・処刑など凄まじい人権侵害
- 1979年の学生デモ弾圧(「ボカサの虐殺」)では多数の子どもが犠牲になったとされる
- 人肉食の疑惑も報告され、国際社会からの非難が集まった
1979年にフランス軍の介入(オペレーション・バラコーダ)によって失脚し、亡命生活を送りました。後に帰国し死刑判決を受けたものの後に恩赦され、1996年に没しました。20世紀アフリカ史における独裁と暴政の象徴的事例として歴史に記録されています。
使い方・例文
「独裁者の歴史を学ぶ授業や書籍では、ジャン=ベデル・ボカサの「自称皇帝」の逸話が、権力の腐敗と暴走の典型例として必ずといってよいほど登場する。」
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