ジア・ジャンクーとは?
じあじゃんくー
ジア・ジャンクー(賈樟柯)は、中国の映画監督で、急激な近代化が進む中国社会の片隅に生きる人々を鋭い視線で描く第六世代監督の代表的存在です。
ジア・ジャンクー(賈樟柯、英語表記:Jia Zhangke、1970年生まれ)は、山西省汾陽出身の中国映画監督です。北京電影学院で映画を学び、1990年代後半から長編映画を発表し始めました。
彼は中国映画の「第六世代」と呼ばれる世代の代表的な監督のひとりです。天安門事件後に成人した世代に属するこの監督たちは、国家イデオロギーよりも個人の日常と社会の矛盾に焦点を当てた作品を制作する傾向があります。
ジア・ジャンクー作品の特徴は次のとおりです。
- 故郷の山西省汾陽を舞台にした地方都市・農村の風景の記録
- 経済成長の恩恵から取り残された人々の視点
- 長回しや静止したカメラを活用したドキュメンタリー的手法
- フィクションと実際の社会・政治事件の融合
代表作には『一瞬の夢』(1997年)、『プラットフォーム』(2000年)、ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞した『長江哀歌』(2006年)、そして時代を超えた愛の物語を描く『山河ノスタルジア』(2015年)、『帰れない二人』(2018年)などがあります。中国社会の変貌を長年にわたって記録し続けるその姿勢は、世界の映画批評家から高く評価されています。
使い方・例文
ヴェネツィア映画祭の金獅子賞を受賞した『長江哀歌』は、ジア・ジャンクー監督の代表作として映画史の文脈で頻繁に取り上げられます。
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