賈樟柯とは?
かしょうか
賈樟柯(ジャ・ジャンクー)は、中国の社会変化を記録し続ける世界的に評価された映画監督です。
賈樟柯(ジャ・ジャンクー、Jia Zhangke)は、1970年に中国山西省汾陽に生まれた映画監督です。北京電影学院で学び、1990年代から独立系の映画製作を手がけました。当初は中国国内での上映許可を得られない作品もありましたが、その誠実なリアリズムの視点が海外映画祭で高く評価されました。
代表作には『プラットフォーム』(2000年)、『世界』(2004年)、『長江哀歌』(2006年、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞)、『罪の手ざわり』(2013年、カンヌ映画祭脚本賞受賞)などがあります。これらの作品は、改革開放以降の中国が急速に変化する中で取り残された地方の人々の暮らしや喪失感を丁寧に描いています。
賈樟柯作品の特徴として以下が挙げられます。
- 地方の風景や実際の場所を舞台にしたロケーション撮影
- 経済発展の影で見えにくくなった民衆の痛みの描写
- ドキュメンタリー的な撮影手法とフィクションの融合
- 中国社会の記憶と変容への鋭い眼差し
現代中国映画を代表する監督として国際的な地位を確立しており、世界各地の映画祭や映画学校で広く研究されています。中国の「第六世代」監督の旗手とも称されています。
使い方・例文
「中国の現代映画や社会派映画について調べるとき」「カンヌやヴェネチアで受賞したアジア映画の例を挙げるとき」にこの名前が登場します。
この用語をシェア
最終更新: