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シャルル5世 (フランス王)とは?

しゃるるごせい

シャルル5世とは、百年戦争の苦境からフランスを立て直した14世紀のフランス王で、「賢明王」の異名を持ちます。

シャルル5世(1338年〜1380年)は、ヴァロワ朝フランス王(在位1364〜1380年)で、百年戦争の最も困難な時期にフランスを再建した優れた君主として「賢明王(le Sage)」と称されます。

即位前の摂政時代から試練に直面しました。父ジャン2世はポワティエの戦い(1356年)でイギリス軍の捕虜となり、莫大な身代金が必要となります。さらに農民反乱(ジャックリーの乱、1358年)やエティエンヌ・マルセルの反乱が相次ぎ、シャルルは巧みな政治外交でこれらを乗り越えました。

王として即位後のシャルル5世の主な業績は以下の通りです。

  • 名将ベルトラン・デュ・ゲクランを元帥に起用し、内外の敵を排除
  • ゲリラ的な戦術(「フェビアン戦略」)でイギリス軍を徐々に消耗させ領土回復
  • 税制改革と財政の立て直しで王権の経済的基盤を強化
  • 王室図書館の整備など文化・学問の振興
在位中にカレーを除くほぼ全フランス領土を回復し、百年戦争の流れを一時的に好転させました。しかし1380年に42歳で没し、後継者問題が再び混乱をもたらしました。行政・財政・軍制の整備を通じてフランス王国の近代化に貢献した君主として高く評価されています。

使い方・例文

フランス史や百年戦争を扱う歴史書・授業で「賢明王シャルル5世」として登場し、再建の象徴として語られます。

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