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シャルトル大聖堂とは?

しゃるとるだいせいどう

フランス中部シャルトルに建つ中世ゴシック建築の傑作で、ユネスコ世界遺産にも登録された歴史的大聖堂です。

シャルトル大聖堂(フランス語:Cathédrale Notre-Dame de Chartres)は、フランス中部ウール=エ=ロワール県の都市シャルトルに位置するカトリックの大聖堂です。その壮大なゴシック建築と美しいステンドグラスで世界的に名高く、1979年にユネスコ世界遺産に登録されました。

現在の建物は主に12〜13世紀に建設されたもので、ロマネスク様式からゴシック様式への過渡期を示す重要な建築物です。1194年の火災後に大規模な再建工事が行われ、約26年という比較的短期間でほぼ現在の姿に整えられました。左右非対称の二本の塔が特徴的で、南塔は12世紀のロマネスク風、北塔は16世紀初頭に改築されたフランボワイヤン・ゴシック風という対照的なスタイルを持ちます。

内部を彩るステンドグラスは特に名高く、中世のガラス工芸の粋を集めた約170枚の窓が現存しています。「シャルトル・ブルー」と呼ばれる深い青色は世界的に有名で、現在でもその製法の詳細は完全には解明されていません。身廊の床には巡礼者が膝で歩いた迷宮文様(ラビリンス)が描かれており、中世の信仰生活を今に伝えています。

また、「聖母のヴェール」と呼ばれる聖遺物を所蔵することで知られ、古くから巡礼地として栄えました。今日でも建築・芸術・宗教・歴史の各方面から世界中の研究者や観光客が訪れる、ヨーロッパ中世文化の象徴的な存在です。

基本データ

高さ 113 m

出典:Wikidata

使い方・例文

美術史や建築史の授業では、ゴシック建築の典型例としてシャルトル大聖堂が必ず取り上げられます。また、ステンドグラスや中世キリスト教美術を語る際にも欠かせない参照先となっています。

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