シティズンシップ教育とは?
してぃずんしっぷきょういく
シティズンシップ教育とは、民主主義社会を支える市民としての知識・判断力・行動力を育てることを目的とした教育です。
シティズンシップ教育(Citizenship Education)とは、民主主義社会において市民が積極的に参加し、社会の問題を自分ごととして捉えて行動できる力を育てる教育のことです。単なる公民知識の習得にとどまらず、批判的思考力・議論する力・多様な他者と協働する力など、実践的な市民的資質を養うことが目的です。
イギリスでは2002年に義務教育課程に「シティズンシップ」が正式科目として導入されたことで広く知られるようになりました。日本でも近年、主権者教育や「社会に開かれた教育課程」という観点から、この考え方に対する関心が高まっています。
シティズンシップ教育が育てようとする力は以下のとおりです。
- 政治・経済・法律など社会制度に関する知識の理解
- 社会課題に対する批判的・多角的思考
- 討論・合意形成・協働などの市民的スキル
- 選挙・ボランティア・地域活動への参加意欲と行動力
現代のグローバル化・デジタル化社会では、フェイクニュースへの対処やネット上の倫理的行動なども市民性の範囲に含まれるようになっています。多様性を尊重しながら社会を共につくる担い手を育てる教育として、世界各国で取り組まれています。
使い方・例文
模擬議会や地域の課題解決プロジェクトを通じて、生徒が自分たちの意見を社会に届ける方法を学ぶ授業が、シティズンシップ教育の典型的な実践例です。
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