サンゴルとは?
さんごる
レオポール・セダール・サンゴルは、セネガルの初代大統領であり、アフリカを代表する詩人・思想家として「ネグリチュード」運動を牽引した人物です。
レオポール・セダール・サンゴル(Léopold Sédar Senghor、1906〜2001年)は、セネガルの政治家・詩人・思想家です。セネガル南西部のジョアル出身で、フランス・パリへ留学しアグレガシオン(大学教授資格)を取得した最初のアフリカ人のひとりとなりました。
パリ留学中にエメ・セゼール(マルティニーク出身)らとともに「ネグリチュード(Négritude)」と呼ばれる思想・文学運動を起こしました。ネグリチュードとは、植民地支配によって否定されてきたアフリカ系の文化的アイデンティティと黒人性を肯定・称揚する運動であり、のちの脱植民地化運動に大きな影響を与えました。
第二次世界大戦中はフランス軍に従軍し、独立後の政治でも活躍しました。1960年のセネガル独立に際して初代大統領に就任し(在任1960〜1980年)、以下の分野で指導力を発揮しました。
- 民主的・安定的な政権運営と平和的政権交代の実現
- フランス語圏アフリカ諸国との連帯促進
- 教育・文化政策への継続的な投資
- アフリカ統一運動への貢献
1980年に自ら辞職し平和的に権限を移譲したことは、アフリカ政治の模範例とされています。2001年にはアカデミー・フランセーズの会員に選出された初のアフリカ人となりました。
使い方・例文
アフリカの脱植民地化運動やフランス語圏文学を学ぶ授業では、サンゴルとネグリチュードの概念は必須のテーマです。セネガル現代史の入門書でも必ず取り上げられます。
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