サラシとは?
さらし
サラシとは、晒し木綿(さらしもめん)とも呼ばれる白い綿布で、武道や格闘技では腹巻きや手首・関節の保護用に巻いて使われます。
サラシ(晒し)とは、綿糸を織って漂白した白い平織りの布地、すなわち晒し木綿(さらしもめん)のことです。日本では古くから和装の下着・腹帯・産着・包帯の代用など生活全般で広く用いられてきた素材で、スポーツや武道の世界でも今日まで使われ続けています。
スポーツ・武道の分野でサラシが登場する主な場面は次のとおりです。
- 柔道・相撲・レスリング:腹回りにしっかりと巻いて体幹を固定し、腰への負担を軽減する腹巻きとして使用
- 空手・拳法:拳や手首に巻き付けて関節を保護し、打撃時のケガを防ぐ
- ボクシング・キックボクシング:インナーラップ(手の保護帯)の代用として使われることがある
- マラソン・登山:擦れ防止や応急処置用の包帯として携行される
素材としての特長は、通気性・吸湿性に優れており、肌触りが柔らかい点にあります。長さと幅を自分の体に合わせて調整しながら巻けるため、現代のサポーターやテーピングとは異なる汎用性の高さが支持されています。
なお「晒し」には「日光や風雨にさらす」という意味もあり、布を漂白する工程そのものを指す言葉でもあります。スポーツ以外では料理(魚を水にさらす)などの文脈でも使われます。
使い方・例文
柔道の稽古前に師範からサラシの巻き方を教わり、腰回りにしっかり巻いてから練習に臨む光景は、昔ながらの道場でよく見られます。
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