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サミュエル・フラーとは?

さみゅえるふらー

サミュエル・フラーは、アメリカの映画監督・脚本家で、骨太な社会派テーマと独自の映像スタイルで知られます。

サミュエル・フラー(Samuel Fuller、1912〜1997年)は、アメリカ合衆国の映画監督脚本家・原作者です。マサチューセッツ州ウースター生まれで、幼少期から新聞配達をこなし、10代にして犯罪記者として活躍しました。この実体験が後の作品群に通底するリアリズムと社会批評性を培いました。

第二次世界大戦では歩兵として欧州戦線を戦い抜き、その経験がそのまま代表作『鋼鉄の戦場』(1980年)などの戦争映画に結実しています。監督デビューは1949年の『わたしは逃亡者』で、以来B級映画の予算ながらも高いエネルギーと独創的なカメラワークで評価を積み重ねました。

フラーの作品の特徴は次の点に集約されます。

  • 人種差別・戦争・犯罪をストレートに描く社会批評
  • ハンドヘルドカメラを多用した躍動感あふれる演出
  • 短いカット割りとダイナミックな構図
  • 低予算を逆手にとった即興的な演出力

フランスのヌーヴェルヴァーグの監督たちから熱烈に支持され、ジャン=リュック・ゴダールの『気狂いピエロ』(1965年)にも本人役で出演しています。ハリウッドの主流から外れた独立精神は、後世のインディペンデント映画に大きな影響を与えました。

使い方・例文

映画史の授業や批評文では、「サミュエル・フラーはB級映画を芸術に昇華させた監督の代表格」として引き合いに出されることが多いです。

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