コンラート3世とは?
こんらーとさんせい
コンラート3世とは、12世紀のドイツ国王で、ホーエンシュタウフェン朝最初の国王として知られ、第2回十字軍を率いた人物です。
コンラート3世(Konrad III、1093〜1152年)は、ホーエンシュタウフェン家出身のドイツ(東フランク)国王で、1138年から1152年まで在位しました。ホーエンシュタウフェン朝の実質的な初代国王とされています。
彼の即位はザーリア朝が断絶した後の王位継承争いの結果であり、ヴェルフェン家との対立(いわゆるヴェルフ対ヴァイブリンゲン党争)の中で選出されました。しかしこの対立は彼の治世を通じて続き、国内の権力基盤を安定させることができませんでした。
コンラート3世は神聖ローマ皇帝の称号を得ることなく国王として生涯を終えた点で、同時代の他の統治者とは異なります。その主な理由は、ローマ教皇への戴冠遠征を実現できなかったためです。
対外的には、1147年に始まった第2回十字軍に参加しましたが、この遠征は失敗に終わりました。フランス王ルイ7世とともに聖地を目指したものの、軍事的成果を上げることができず帰国しました。
彼の死後、甥のフリードリヒ1世(バルバロッサ)が即位し、ホーエンシュタウフェン朝は最盛期を迎えます。コンラート3世はそのための土台を築いた存在として位置づけられています。
使い方・例文
「中世ドイツ史を学ぶ際、コンラート3世はホーエンシュタウフェン朝の幕開けを告げる国王として教科書に登場する。」
この用語をシェア
最終更新: