コンスタンティノス1世とは?
こんすたんてぃのすいちせい
コンスタンティノス1世とは、20世紀初頭のギリシャ国王で、バルカン戦争での勝利を導く一方、第一次世界大戦での中立政策をめぐって国内対立を引き起こした君主です。
コンスタンティノス1世(Konstantinos I、1868〜1923年)は、ギリシャ国王(在位1913〜1917年、1920〜1922年)です。グリュックスブルク朝に属し、ゲオルギオス1世の子として生まれました。
コンスタンティノス1世は、バルカン戦争(1912〜1913年)でギリシャ軍の総司令官として活躍し、テッサロニキやエーゲ海の島々をオスマン帝国から奪還する大きな領土拡大を達成しました。この勝利により、国内での人気と威信を高めました。
しかし第一次世界大戦では、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の義弟でもあることから中立政策を主張し、連合国への参戦を推進する首相ヴェニゼロスと激しく対立しました。この「国家分裂(ディホトミア)」と呼ばれる政治危機は連合国の圧力もあり、1917年に退位を余儀なくされました。後に復位しましたが、1922年のギリシャ・トルコ戦争の敗北を受けて再び退位し、亡命先のイタリアで亡くなりました。
使い方・例文
20世紀初頭のギリシャ近現代史やバルカン情勢を学ぶ際、コンスタンティノス1世とヴェニゼロスの対立が必ず取り上げられます。
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