ゲトゥリオ・ヴァルガスとは?
げとぅりおゔぁるがす
ゲトゥリオ・ヴァルガスは、ブラジルを二度にわたって指導し、近代的な労働立法や産業政策を推進した20世紀のブラジルを代表する政治家です。
ゲトゥリオ・ドルネレス・ヴァルガス(Getúlio Dornelles Vargas、1882〜1954年)は、ブラジルの政治家で、20世紀前半のブラジル政治に決定的な影響を与えた人物です。リオ・グランデ・ド・スル州出身で、弁護士・政治家として頭角を現しました。
1930年の革命(クーデター)でブラジル大統領に就任し、1945年まで長期政権を維持しました。この時期を「ヴァルガス時代(エスタード・ノーヴォ)」と呼び、ファシズム的要素を持つ権威主義体制のもとで中央集権化・工業化・労働者保護法制の整備を進めました。最低賃金制度の導入や労働組合の組織化など、労働者の権利向上に力を注いだことから「ブラジルの父」と称されることもあります。
1945年に軍のクーデターで退陣した後、1950年の大統領選挙で正式に再選され、民選大統領として職務につきました。しかし政治的圧力と汚職スキャンダルが重なり、1954年に軍の退陣要求を受けて自らに銃弾を向け、大統領府で亡くなりました。遺書は民族主義的な情念に満ちており、ブラジル社会に深い衝撃を与えました。
使い方・例文
ブラジルの近現代史や労働権の成立を扱う解説で、ヴァルガス政権の社会政策が重要な転換点として登場します。
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