ケル=グザヴィエ・ルーセルとは?
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ケル=グザヴィエ・ルーセルとは、19〜20世紀フランスの画家で、ナビ派に属し神話的・田園的主題を好んだ人物です。
ケル=グザヴィエ・ルーセル(Ker-Xavier Roussel, 1867〜1944)は、フランスの後期印象派・ナビ派を代表する画家のひとりです。パリ近郊に生まれ、エコール・デ・ボザールで学んだのち、エドゥアール・ヴュイヤールやピエール・ボナールらとともにナビ派を形成しました。
ナビ派は、ポール・ゴーガンの影響を受けて1890年代初頭にパリで結成された前衛的な芸術家集団です。「ナビ」とはヘブライ語で「預言者」を意味し、装飾性と象徴主義を重視した平面的な画面構成が特徴でした。ルーセルはこの中でも特に、ギリシャ神話や古典的な田園世界を主題とした作品を多く残しました。
彼の作品は、明るい色彩と柔らかな筆致で描かれたニンフや牧神などの神話的存在が、自然の中に溶け込む様子を表現しています。代表作には壁画装飾や版画も多く、芸術家たちが互いに影響を与え合ったナビ派の共同制作的な側面もよく反映されています。
晩年は義父でもあるヴュイヤールと緊密な交流を続けながら制作を継続し、フランス近代美術の装飾芸術の発展に貢献しました。彼の作品はパリのオルセー美術館など各地の美術館に収蔵されています。
使い方・例文
「ナビ派の画家を調べる授業で、ルーセルの神話を題材にした田園画が紹介された」というように、フランス近代美術の文脈でしばしば登場します。
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