グレゴリー・ペレルマンとは?
ぐれごりーぺれるまん
グレゴリー・ペレルマンはロシアの数学者で、100年来の難問「ポアンカレ予想」を証明しフィールズ賞を辞退したことで世界的に知られます。
グレゴリー・ペレルマン(Grigori Perelman、1966年〜)はロシア・サンクトペテルブルク生まれの数学者で、数学史上最も困難な未解決問題のひとつとされた「ポアンカレ予想」を証明したことで世界的に名を知られています。
ポアンカレ予想とは、「単連結な閉じた3次元多様体は3次元球面に同相である」という命題で、1904年にアンリ・ポアンカレが提唱してから約100年間証明されませんでした。ペレルマンは2002〜2003年にかけてインターネット上の論文投稿サイト(arXiv)に3本の論文を発表し、リッチフローという幾何学的手法を大幅に発展させることでこの予想を証明しました。
この業績により、2006年に数学界最高の栄誉であるフィールズ賞が授与されましたが、ペレルマンは受賞を辞退しました。また、クレイ数学研究所が設定した「ミレニアム懸賞問題」の賞金100万ドルも受け取りを拒否したことが大きな話題となりました。
現在は公的な場から遠ざかり、ほぼ隠遁生活を送っているとされます。その孤高の姿勢と卓越した数学的才能から、現代数学史上最も謎めいた人物のひとりとみなされています。
使い方・例文
「ポアンカレ予想の証明」「フィールズ賞辞退」の文脈で登場します。難問に挑む数学者の逸話や、名誉・報酬よりも真理を優先する姿勢の例として語られることもあります。
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