グリーン水素とは?
ぐりーんすいそ
グリーン水素とは、再生可能エネルギーを使った水電解で製造される、二酸化炭素を排出しないクリーンな水素のことです。
グリーン水素とは、太陽光・風力・水力などの再生可能エネルギーで発電した電力を用いて水を電気分解(水電解)することで得られる水素です。製造過程で二酸化炭素(CO2)を実質的に排出しないため、脱炭素社会の実現に向けた次世代エネルギーとして世界的に注目されています。
水素は色別に分類されるのが一般的で、製造方法によって環境負荷が大きく異なります。グリーン水素はその中で最も環境負荷が低いとされています。
グリーン水素の主な用途として期待される分野は以下のとおりです。
- 燃料電池車(FCV)や燃料電池バスなどのモビリティ
- 鉄鋼・化学などの重工業プロセスでの化石燃料代替
- 電力の長期貯蔵(余剰再エネの水素変換・再発電)
- 都市ガスや船舶燃料としての利用
課題はコストの高さです。現状では化石燃料由来の水素(グレー水素・ブルー水素)と比べて製造コストが数倍になるため、大規模普及には電解装置の低コスト化・再エネ発電コストの低下・インフラ整備が必要です。日本・EU・オーストラリアなど各国政府が補助政策や国際取引の枠組みを整備しており、2030年代以降の普及拡大が見込まれています。
使い方・例文
欧州では再生可能エネルギーの余剰電力でグリーン水素を製造し、パイプラインで工場や発電所に供給する実証事業が進んでいます。
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