グリークスとは?
ぐりーくす
グリークスとは、オプション価格がさまざまなリスク要因に対してどのくらい敏感かを示す指標群の総称で、デルタ・ガンマ・ベガ・シータ・ローの5つが代表的です。
グリークス(Greeks)とは、オプション取引においてオプションの価値(プレミアム)が原資産価格・時間経過・ボラティリティ・金利などの変化に対してどのくらい変動するかを定量的に示す感応度指標の総称です。ギリシャ文字で表されることからこの名称がついています。
主なグリークスとその意味は以下のとおりです。
- デルタ(Δ):原資産価格が1単位変化したときのオプション価格の変化量。コールは0〜+1、プットは-1〜0の範囲を取る
- ガンマ(Γ):原資産価格の変化に対するデルタの変化率。デルタのデルタ
- ベガ(ν):原資産のインプライドボラティリティが1%変化したときのオプション価格の変化量
- シータ(Θ):時間の経過(1日)によるオプション価格の減少量(時間的価値の減衰)
- ロー(ρ):金利が1%変化したときのオプション価格の変化量
オプションのトレーダーやリスク管理者はグリークスを用いてポートフォリオ全体の感応度をコントロールします。たとえば「デルタニュートラル」戦略では原資産価格の変動の影響をゼロにするようにポジションを調整します。金融機関のデリバティブ部門では日常的にグリークスを監視し、リスクを適切な水準に保っています。
使い方・例文
「このオプションポジションのデルタは0.6だから、原資産が100円動けばオプション価格は60円変わる」という具体的なリスク管理の場面や、デリバティブ取引の解説書で登場します。
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