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グスタフ5世 (スウェーデン王)とは?

ぐすたふごせい

グスタフ5世とは、20世紀前半のスウェーデン王で、二度の世界大戦を通じて中立政策を堅持し、長期にわたってスウェーデンの近代化を見守った君主です。

グスタフ5世(1858年〜1950年)は、スウェーデン国王として1907年から1950年まで43年間在位しました。92歳で亡くなるまで王位を保ち続け、スウェーデン史上最長の在位を誇る君主の一人です。

在位中はスウェーデンの議会民主主義が大きく発展した時代と重なります。1917年には自由主義・社会民主主義勢力の台頭を受け入れ、立憲君主としての役割を明確にしました。グスタフ5世自身は政治的に保守的な傾向を持ちつつも、民主化の潮流に適応して王室を制度の中に位置づけることに成功しました。

対外的には第一次世界大戦・第二次世界大戦ともにスウェーデンの中立政策を支持しました。第二次世界大戦中は、ナチス・ドイツとの間で鉄道通過や鉄鉱石輸出などの問題で難しい交渉を強いられましたが、国土を戦場にすることなく終戦を迎えました。一方でフィンランドへの義勇軍派遣やデンマーク・ノルウェーへの人道支援など、スカンジナビア連帯の精神も示しました。

テニスの愛好家としても知られ、高齢になっても国際試合に参加したエピソードが伝わっています。長い在位を通じてスウェーデア福祉国家の基盤形成を見届けた象徴的な存在です。

使い方・例文

スウェーデン近現代史や北欧の中立政策を学ぶ際に登場します。「二度の大戦を中立で乗り越えた長寿の王」として語られることが多い人物です。

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