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グスタフ・クールベとは?

ぐすたふくーるべ

グスタフ・クールベとは、19世紀フランス画家で、農民や労働者など日常の現実を直視した写実主義(レアリスム)の創始者として知られます。

ギュスターヴ・クールベ(1819〜1877年)は、フランスのオルナン出身の画家です。パリの美術学校には通わず、ルーヴル美術館で旧来の巨匠作品を独学で学びながら独自のスタイルを確立しました。

クールベは「見えるものしか描かない」という信条のもと、当時の絵画の主流であった歴史画や神話画、理想化されたアカデミズム絵画を拒否し、農民・石割り人夫・裸婦・狩猟など日常生活の現実をそのまま描くことを徹底しました。この姿勢が「写実主義(レアリスム)」運動として確立されました。

代表的な作品として以下が挙げられます。

  • 「石割り人夫」(1849年):過酷な労働をする人物をそのままの姿で描いた問題作
  • 「オルナンの埋葬」(1849〜1850年):農村の葬儀を大画面で描き、宗教画のような壮大さで日常を表現
  • 「世界の起源」(1866年):赤裸々な描写で物議を醸した作品

またパリ・コミューン(1871年)に関与してスイスへ亡命し、そのまま異国の地で没した波乱の生涯でも知られています。クールベの写実主義は後の印象派や自然主義的絵画の基盤となりました。

使い方・例文

美術史でレアリスムを学ぶ際には、クールベの「石割り人夫」が教科書的な例として取り上げられ、理想化を排した絵画革命の象徴として紹介されます。

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