本文へスキップ

グエン・ザップとは?

ぐえんざっぷ

グエン・ザップとは、フランスアメリカとの戦争でベトナムの独立・統一を勝ち取った、20世紀を代表するゲリラ戦の名将です。

ヴォー・グエン・ザップ(1911〜2013年)は、ベトナムの軍人・政治家であり、ホー・チ・ミン率いるベトナム独立同盟(ベトミン)の軍事指揮官として活躍しました。

もともと歴史の教師として学んだ後、フランス植民地支配への抵抗運動に身を投じました。第二次世界大戦後のフランスとのインドシナ戦争(1946〜54年)では、圧倒的に劣る装備と兵力を補うため、農村を根拠地としたゲリラ戦術と人民戦争理論を実践しました。

1954年のディエンビエンフーの戦いでは、山岳地帯の要塞に陣取るフランス軍精鋭部隊を包囲・撃滅し、フランスのインドシナ撤退を決定づけました。この勝利は植民地解放運動の世界的な象徴となりました。

続くベトナム戦争(アメリカとの戦争)でも北ベトナム軍を指導し、1968年のテト攻勢など大規模な軍事行動を展開しました。1975年のサイゴン陥落によるベトナム統一まで軍事指導者として中心的な役割を担いました。軍事的天才として世界的に評価され、100歳を超えて長寿を全うしました。

使い方・例文

「グエン・ザップが指揮したディエンビエンフーの戦いは、西欧植民地主義が初めてアジアの独立勢力に敗れた歴史的な出来事だ」のように使われます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語