クリフォード・カーゾンとは?
くりふぉーどかーぞん
クリフォード・カーゾンとは、イギリスを代表するピアニストで、シューベルトやモーツァルトの演奏で特に高い評価を受け、英国ピアノ演奏の最高峰として知られる人物です。
クリフォード・カーゾン(Clifford Curzon、1907〜1982年)は、ロンドン生まれのイギリスのピアニストで、20世紀英国が生んだ最も偉大なピアニストのひとりとして広く認められています。
王立音楽院でチャールズ・ラボルドに師事した後、ベルリンでアルトゥール・シュナーベルに、ウィーンではウィリー・ブコフとクナッパーツブッシュに学ぶなど、ヨーロッパの正統的な音楽教育を受けました。この厳格な修業がカーゾンの深みある解釈の基礎を形成しています。
カーゾンの演奏は次のような特質で知られています。
- シューベルトへの深い精神的共感と繊細な表現
- モーツァルトの協奏曲における透明で均整の取れた音楽性
- ブラームスやグリーグのピアノ協奏曲での重厚な解釈
- 完璧主義ゆえに録音を慎重に行った姿勢
完璧主義者として知られ、自分の演奏に納得がいかないと録音のリリースを拒否することもありました。デッカ・レーベルへの録音は現在も名盤として高い評価を保っており、ブリテン指揮のもとでのシューベルトやモーツァルトの録音は特に不朽の名声を持ちます。1977年にはナイトの称号を授与されています。
使い方・例文
シューベルトのピアノ曲やモーツァルトのピアノ協奏曲の名盤を探すと、クリフォード・カーゾンの録音が繰り返し推薦されます。
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