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クリスチャン・ド・デューブとは?

くりすちゃんどでゅーぶ

クリスチャン・ド・デューブは、リソソームペルオキシソームを発見し細胞小器官の機能解明に貢献したベルギーの細胞生物学者です。

クリスチャン・ド・デューブ(1917〜2013年)は、ベルギー出身の細胞生物学者・生化学者で、細胞内の小器官の発見と機能解明で世界的に著名な研究者です。ベルギーのカトリック・ルーヴァン大学、およびアメリカのロックフェラー大学を拠点に研究活動を続けました。

ド・デューブの最も重要な業績は、リソソームペルオキシソームという2種類の細胞小器官の発見です。リソソームは、不要なタンパク質・脂質・多糖類などを分解する「細胞内の消化器官」で、各種加水分解酵素を多数含む膜に包まれた小胞です。細胞の恒常性維持やオートファジー(自食作用)においても中心的な役割を果たすことが後に明らかになりました。ペルオキシソームは、脂肪酸の酸化分解や有害な過酸化水素の分解を担う小器官であり、細胞内の代謝において不可欠な役割を持ちます。

これらの発見は、超遠心分離法を応用した細胞分画法によって成し遂げられたもので、細胞生物学の研究手法の面でも大きな貢献をしました。1974年にはアルベルト・クラウデ、ジョージ・パラーデとともにノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

ド・デューブはその後も老化や病気のメカニズムの研究を続け、95歳で亡くなるまで精力的に活動した長寿の科学者としても知られています。

使い方・例文

医学・生物学の授業でオートファジー(自食作用)やリソソーム病について学ぶ際に、その基礎を築いた人物としてド・デューブの名が取り上げられます。

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