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クラウス・フリードリヒ・ロートとは?

くらうすふりーどりひろーす

クラウス・フリードリヒ・ロートはドイツ数学者で、整数論における超越数・無理数の近似に関する業績によりフィールズ賞を受賞した人物です。

クラウス・フリードリヒ・ロート(Klaus Friedrich Roth、1925〜2015年)は、ドイツ生まれのイギリス数学者です。ドイツのエアフルトに生まれ、ナチス政権を逃れてイギリスに移住し、ケンブリッジ大学およびロンドン大学で学びました。

ロートの最大の業績は、有理数による代数的無理数の近似に関する定理の証明です。代数的無理数(例えば√2などの整数係数多項式の根)がどれほど有理数に近づけるかについて、ディオファントス近似と呼ばれる分野で長年未解決だった問題を解決しました。具体的には「代数的無理数αに対して、|α − p/q| < 1/q^(2+ε) を満たす有理数p/qは有限個しか存在しない」(任意のε>0に対して)という命題を証明し、これはロートの定理と呼ばれています。

この業績により、1958年に数学のノーベル賞とも称されるフィールズ賞を受賞しました。その後もロンドン・インペリアル・カレッジで長く教授を務め、組合せ論や解析的整数論など幅広い分野で貢献しました。

数学史上において、ロートの定理はディオファントス近似論の金字塔として位置づけられています。

使い方・例文

「整数論の授業でロートの定理が登場し、代数的無理数がいかに有理数に近づきにくいかを実感した。」

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