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ギャンブラーの誤謬とは?

ぎゃんぶらーのごびゅう

ギャンブラーの誤謬とは、コインの表裏のような独立した確率的事象で、過去の結果が次の結果に影響すると誤って信じてしまう認知バイアスです。

ギャンブラーの誤謬(Gambler's Fallacy)とは、それぞれの試行が統計的に独立しているにもかかわらず、過去結果が将来の確率影響すると信じてしまう思考の誤りです。「モンテカルロの誤謬」とも呼ばれます。

最もよく知られる例は、コイン投げです。表が10回続けて出たとき、「次は裏が出やすいはずだ」と感じるのがギャンブラーの誤謬です。しかし実際には、コインに記憶はなく、11回目の表・裏が出る確率はそれぞれ変わらず2分の1です。各試行は独立しており、過去の結果は次の結果に影響しません。

この誤謬が生まれる背景には、人間が「大数の法則」を直感的に誤解することがあります。大数の法則は「試行回数が増えると結果の比率が理論値に近づく」という法則ですが、これを短期間や個々の試行にも当てはまると誤って適用してしまいます。

ギャンブラーの誤謬が問題になる場面は多くあります。

  • カジノやスポーツくじでの賭け行動
  • 株式投資で「下がり続けたからそろそろ上がる」と判断する場面
  • スポーツ観戦での選手の「好不調の波」を過信する場合
  • 陪審員が有罪・無罪の判決傾向を意識的・無意識に考慮する場面

逆に「ホットハンドの誤謬」(連続して成功した人は次も成功しやすいという思い込み)も関連する認知バイアスとして知られており、人間の確率直感の偏りを示す重要な概念です。

使い方・例文

ルーレットで赤が8回連続で出た後、「次は黒が出るに違いない」と黒に大きく賭けるのは、ギャンブラーの誤謬の典型的な行動です。

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