キム・イルソン (金日成)とは?
きむいるそん
キム・イルソン(金日成)とは、朝鮮民主主義人民共和国の建国者で、長期にわたって国家を統治した最高指導者です。
キム・イルソン(金日成、1912〜1994年)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の建国者にして初代最高指導者です。日本語読みでは「きんにっせい」とも呼ばれます。
1912年に平壌郊外で生まれ、日本統治下の朝鮮で育ちました。中国東北部(満洲)で抗日パルチザン活動に加わり、その経歴を軍事的権威の源泉としました。第二次世界大戦後、ソ連の支援を受けて北朝鮮の政治指導者として台頭し、1948年に朝鮮民主主義人民共和国の成立を宣言しました。
金日成政権下の主な出来事は以下のとおりです。
- 1950年に朝鮮戦争を起こし、3年間の激戦の末に休戦協定が締結された
- 「主体(チュチェ)思想」を国家イデオロギーとして確立した
- 徹底した個人崇拝体制を構築し、「偉大な首領」として神格化された
- 息子のキム・ジョンイル(金正日)に権力を世襲させる体制を整えた
金日成は1994年に死去しましたが、現在も北朝鮮では「永遠の主席」として崇拝の対象であり続けています。その権力構造は孫のキム・ジョンウン(金正恩)の代まで引き継がれています。
使い方・例文
国際政治や朝鮮半島の歴史を論じる場面では、金日成は北朝鮮体制の原点として必ず言及される人物であり、核問題や南北関係の文脈でもその名が頻繁に登場します。
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